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    27

    「君の人生」

    果てしない暗闇に身を投げようとする者よ。

    どうか、振り返ってみてほしい。

    君の人生は散々だったかもしれないが、
    君をなくした世界が、確かに一片、欠け落ちることを。

    ああ君よ、嘆くことなかれ。
    君の身に宿りし絶望は、ゆえに希望へと転じ得る。

    この暗いトンネルを抜け出たものこそが、
    この辛い峠を乗り越えたものこそが、
    真の幸せを得ることを。


    ただ君は思い直すだけでいいのだ。
    君に訪れる不幸から、幸せを見いだせばいい。

    そのために詩は、文学はあると断じよう。

    悲しむひとのために、
    苦しむひとのために我らは筆を握り、
    自らの暗闇と相対しながら、君に寄り添うのだ。


    ああ、きみよ。

    悲しむのはきみだけではない。
    苦しみ痛むのはきみだけではない。

    どうか、我らの文の友となってほしい。

    できるなら、自らの最後の一ページまで、
    希望を捨てないでほしい。


    あえて言おう、友よ。

    どうか、生きて欲しい。

    暗闇を知る君こそが、
    我々を導く光になれることを、わたしは信じたい。

    ちょうど、苦難の先に成長があるように。

    君は、君自身のために、
    そして我々のために生きて欲しい。


    世界は、君を待っている。

    わたしは、君を待っている。

    一刻も早く、明るい太陽のもとに、
    君が帰ってくることを。

    そのためにわたしたちは祈ろう。

    そう、君の笑顔の先にこそ、
    この世界の未来はあるのだから。



       ~親愛なる君へ~
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    27

    「カタリナの嘆き」

    嘆きよ、おお、嘆きよ。
    お前がわたしを奪うなら、わたしがお前を奪おう。

    さんさんとした聖なる日光にお前を溶かし、
    幸せというマナに変えてみせよう。

    お前がもしそれを望むなら。


    「カタリナの嘆き」(REO.)









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    13

    「ちいさなひかり。」

    だれかを照らすひかりになれたなら

    それがぼくのさいわい


    ちいさな祈りがいつか虹をかけたなら

    それがぼくの生きたあかし


    きみの最高の親友であれたなら

    それがぼくの、なによりのしあわせ。



    23

    『 iv. 』

    ささやかな、

    ささやかな。

    それはこの胸をみたし、

    そのこころは、どこまでも透明な青に染まるのでした。

    07

    『Orariel-3-ディヴァイニードチルドレン~神に愛されし子供~』

    神に愛されし子供よ。お前は幸せなまま眠れ。
    06

    『Orariel』 ~考察~



    ・7月6日追記更新・


    Ⅰ OrarielかOlarielか


    色々調べて考察する限りでは、Orarielが正しいようだ。

    ora→ラテン語で祈るの意。

    oracle→英語で

    ①神託、託宣
    ②神のお告げ、啓示
    ③賢人、大聖
    ④(おどけて)助言を与える人

    だから、
    意味的にはおおむねこれで間違いないはず。

    直接的に考えれば、

    orare→述べる/祈るために
    というのが語源なのかもしれない。


    Ⅱ 概論・考察


    Orarielについて明確に言えることは少ない。

    遠い昔、ドイツ圏の木こりであったとか、

    ジャドキエル(ザドキエル)の弟だとか、

    そういう説もあるけれど、断言できることは、

    いつかどこかで存在したかもしれない、

    あるいは現在進行形で存在するかもしれないなにか、

    ということぐらいだ。


    そのなにかを人は幽霊だとか、

    あるいは一部の信心深いひとの間では、

    守護霊や天使だとか言うけれど、

    わたしはそのどれもがただのレッテルにすぎない気がしてならない。


    Orarielとは、やはり現実に存在しない者であり、

    あるかなしかの信仰心と、

    無限の質量を持つ「夢」という麻薬の狭間に住まう、

    幻の存在なのだと、わたしは思う。


    彼についてわたしが考察できることは、

    結局それだけにすぎないし、そうであるべきなのだ。


    現実より魅力的だから夢なのだし、

    わからないからこそ未知は魅惑的に輝き続ける。

    人が心を持ち続ける限り、

    科学は宗教やオカルトを廃しきることはできないし、

    またそうであるべきだと思う。


    話は再び逸れるが、

    Orarielはどこにも存在しない代わりに、

    きっとどこにでも存在することができる。

    信じる心は時に人間の限界を超え、

    際限なく人間の可能性を塗り替え続ける。

    人は空を飛べないという既成概念を

    撃ち落としたライト兄弟のように、

    人は現存する科学さえ疑い、現在を未来に繋げてゆく。


    あるいは、やがて科学と宗教の対立さえ、

    終焉を迎える日が来るかもしれない。

    人は過去を無くせないし、

    かといって未来を無視することもできない。

    科学も信仰もどちらも切り離せない大切なものだと気づいた時、

    きっと人類は新たなステージに達するのだろう。


    以上、REOの考察でした。

    (書き方を論文調に変えてみました)



    ・追記・7月6日

    本名はセドキエル。
    オーラリエルは愛称。

    人間としての名前はセドヴィグ。
    訪れるかもしれない不確定な未来、コウという少年にセドと呼ばれる。
    自らをコウの父親と語るが、真相は?
    29

    『こもりうた。』

    眠れない夜に、きみは言った。

    ここにいるよ、って。

    安心して眠ってね、って。



    心臓をとんとんって、優しく叩く、

    閉じたドアを開いてみせる、

    きみのことばは、まるで魔法の唄。



    ちょっと泣きそうになって、

    だいぶ安心して、

    まぶたが重くなる。



    きみのことばは、

    こもりうたみたいだって、思ったんだ。



    27

    『 蕾 』



    (なんてやさしい)

        
     ( なんてやわらかい )


        (  なんてうつくしい  )

                    

                ((    …なんて、あたたかい。    ))


    そっと花開く蕾のように、

    その感情はしずかに溢れでるのでした。




    『 蕾 』




    14

    『世界の音 ‐The Sound Of World‐』


    もし今、ひそやかに耳をそばだてたなら、

    世界はきっとちいさく震え出す。

    その羽ばたきを、

    そのちいさな声を胸に満たしたなら、

    世界は色を変え、きみは気づくだろう。


    「ああ。世界はなんと美しく、優しいことか。

     もうずいぶんと長い間、

     世界とはなんと複雑で、無情なものかと思っていたが、

     それは私の心がそうみせていたのか」



    「臆病な心で恐る恐るみるならば、

     世界はきみをとって喰おうとするだろう。

     頑なな心で斜めからみるならば、

     世界はきみをさらに皮肉者にするだろう。」


    「しかし、ようく耳をすませ、

     世界に隠された真の意味を、

     世界に隠された優しさと、散りばめられた福音に気づき、

     そっとノックしたならばどうだろう」

     
    「世界は今度こそその全容を明らかにし、そっと微笑むだろう」


    「このように世界とは私たちの心をうつす鏡なのだ」


    「だから、覚えていて欲しい。

     世界はいつまでも待っているのだ。

     きみが正しい答えに至るまで」


    「その静々とした、しかし希望に満ちた、ちいさなノックをするのを」



    11

    オラシオン



    豸吶?・convert_20120611162936


    かなしみの波打ち際に

    ひとり立って

    ま青き月に
    願う

    肌に注ぎ込む
    ひかりのつぶてを浴びて

    そのちいさなかけらに目を細めながら

    いつかの祈りを思いだし、そっと目を閉じる。

    指先からこぼれる銀の粒のささやきと

    そのあどけない笑顔を心待ちにしながら―・・・。
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