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    『夏芽楽団交響曲』設定集1 <登場人物紹介>


    ★最新更新★
    8月5日 ちまっと加筆修正しました。



    ・夏芽(空橋夏芽/そらばし・なつめ)


     主人公。
     元気だけが取り柄の、普通?の少女。
     一人称は「わたし」
     「夏」を象徴するような、明るくはつらつとした少女。
     短めの黒髪をポニーテールにしていることが多い。
     
     ややおバカなところはあるものの、なつっこく優しい子。
     女神級の愛に溢れた、エヴェレットの秘蔵っ子。

    ・空橋春花(そらばし・はるか)(?)
     
     夏芽の姉。
     行方不明?


    ・酩酊博士(めいていはかせ)(ミスターボンソワール)

     こちらとあちらを繋ぐ音楽喫茶である、
     <カフェ・ボンソワール>のマスター。

     自らを<探偵伯爵>と名乗る謎の老紳士。
     銀色の髪と立派なヒゲが特徴。
     常にステッキをもっており、シルクハットをかぶっている。
     一人称は「私」。

    ・ヴィオロン
     
     フランス語でヴァイオリンを意味する、
     金色の翼を生やしたねこ。
     瑠璃色の身体に、翼と同じ金色の目。
     またの名を、<共鳴と増幅のヴィオロン>
     ヴァイオリンに宿った朝顔の世界の精霊。

    ・ハルピィア
     
     桃色と瑠璃色の毛が混じる翼を生やした美しい女性。
     両手が翼になっている。
     目はピンクがかった鮮烈な薔薇色。
     瞳孔は真紅と金色(切り替わる)。
     唯音の<翼>。
     
     美しい声で破滅に誘うセイレーンにも似た妖魔、
     <ハルピュイア>に似た名と容姿を持つ美女。
     聖と魔とを行き来する神霊。
     
     一人称は「わたくし」。


    ・唯音(君島唯音/きみじま・ゆいね)
     
     まだ中学生だが、
     天才的ヴァイオニスト、兼作曲家。
     ロシア人とフランス人のハーフ。
     透明で可憐な美少女(?)
     
     やや金よりのプラチナブロンドで、ふんわりさらさらのボブ。
     朝露に濡れた若葉のような美しい瞳。
     肌は粉雪のようにまっさらで、きめが細かく、柔らかそう。
     指は長く繊細。
     全体的に華奢で小柄。
     
     一人称は「ぼく」。
     「秋」を象徴するような理知的な性格。
     「~くれたまえ」など、なぜか昔の書生さんのような口調。
     
     少々理屈っぽいのが難だが、
     純情・一途・誠実・可憐と向かうところ敵なし。

     本名はブリジット・スワンだが、その名で呼ばれることを嫌う。

     特異体質で、性別にある重大な秘密がある。

    ↓唯音イメージイラスト(瞳の色と髪の色など、細部は違います。あくまでイメージなので注意!)


    ↓唯音の瞳イメージ。
    (ペリドット(別名イブニングエメラルド)という宝石)
    ペリドット 唯音 涙

    唯音の髪型イメージ
    (髪型のみ。唯音本人の場合、髪色は金寄りのプラチナブロンドです)

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    ・永遠音(君島永遠音/きみじま・とわね)(エトワール)
     
     唯音の妹。
     全世界が注目するバレリーナ界の幼きヒロイン。
     フランス人形のように愛らしく、
     唯音同様、ずば抜けて可憐な少女だが、常に無表情・無口。
     「冬」を象徴するように、心を閉ざしている。
     一人称は「永遠音」。
     永遠音は日本での名で、本名は、エヴェリーナ・スワン。
     天使のような銀髪に、灰がかった薄青の瞳。
     『鏡の国のエトワール』では主人公。

    永遠音イメージ画像1



    羽化 | Dhiea [pixiv] http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=35969353 

    永遠音イメージ画像2



    ・烈火(愛染烈火/あいそめ・れっか)
     
     母がイタリア人、父がスペイン人の、
     イタリア系のオペラのプリマドンナ。
     一人称は「あたし」。

     オレンジがった黄金の髪を細かくらせん状に巻いていて、
     瞳は炎を宿した宝石(ファイヤーオパール)のよう。
     ファイヤーオパール2
     ファイヤーオパール


     女神に愛された美貌と謳(うた)われるだけあり、
     どこからどうみてもゴージャスな美少女にしかみえないが、実は男子。
     
      芸名は、カロリーナ・フィオレンツァ
     (満開に咲き誇る自由の花)

     非常に世話好きで、人情的かつ、情熱的。
     
     女子の格好をしているのには深い理由があり、いわゆるオカマではない。
     
     華やかで美しい容姿とカリスマ性で、
     周りの女子達のファンションリーダー兼アイドルとなっており、
     女子人気は非常に高い。

     実は好きな女子がいるが、秘密である。

     
     



    イメージストーン・オレンジスファレライト
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    ・エマ(犬飼絵馬/いぬかい・えま)

     とある世界から、この朝顔の世界にやってきた、
     多重世界の旅人<エヴェレット・トラベラー>。
     芸術によってなりたつ朝顔の世界で、
     学問を専攻する異端児にして、才女。
     
     紫色の斑点が散る印象的な暗緑の瞳に、
     こんがりとした、
     ややブロンドが入ったような光沢を持つ
     美しいアッシュブラウンのゆるい三つ編みが印象的。
     一人称は「私」。

     絵画から抜け出たような頭ひとつ抜けた容姿だが、
     金星の女神ヴィーナスを思わせる烈火の正反対にして裏側、
     明けの明星である、
     「喪失に嘆くもの」を思わせる、影のある美貌。
     

     唯音同様、理知的で賢いが、あくまでクールで、ミステリアス。
     本名はエマニュエル・アンダーソン。

    ・リリカ
     
     エマの守護聖霊。
     きりっとした切れ長の青い瞳に、
     燃え立つような長い赤毛をポニーテールにした女性。
     
     毅然とした容姿・性格で近寄りがたいが、
     エマの前では、とろけそうな柔らかい表情で、
     年の離れた姉や母のように、
     かいがいしく包み込むような愛情をそそぐ。
     
     片方だけの朱金色の翼を持つ、
     鳳凰(ほうおう)であり、朱雀(すざく)でもある存在。
     エマの命の恩人であるが、誓約により、彼女としか話せない。


    ・月花(つきか/夜宮月花/よるみや・げっか)

     月のような銀色の瞳に、瑠璃色の髪の少年。
     信じれられないほど美しいクリスタル・ボイスを持つ少年。
     
     月花は義理の母親につけられた幼名で、
     もうひとつの名はリュネット・バレンタイン。

     永遠音のかじかんだ心を開こうとする謎の少年。

     一人称はぼく。
     名前と容姿から、あのキャラクターを思わせるが…。





    (おまけ)

    ・有斗(姫川有斗/ひめかわ・あると)(ジュリエット)
     
     緑がかった特徴的な黒髪に、ピンクがかった薔薇色の瞳。
     七色の声を持つ美しい歌姫。
     ソプラノからバス、
     はたまた声帯模写・変装まで完璧にこなす超人。

     一人称ははオレ(歌姫時にはわたくし)。

     烈火と同じく男だが、
     性別を隠し音楽活動をするのにためらいを感じている
     (それどころか、無理やり深窓の令嬢を演じさせられていることに、
      強く反発している)。

     普段は短髪に、青いカラーコンタクトをしている。
     
     女っぽく振る舞う烈火とは真逆で、
     口調は乱暴で普通に男っぽいが、いじられキャラ。
     
     「イヴ・ジュリエッタ」
     というとても恥ずかしい芸名をつけたマネージャーを恨んでいる。
     出番がなく消えてしまった残念キャラクター。
     でも、お気に入りなので、
     いつかどこかで活躍させてあげたい。


    *頂き物*

    ブロ友さんのNicolaさん(KNOW ME)から頂いた夏芽!
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    『夏芽楽団交響曲』 <恋情編・特別編> “怯える小鹿の前奏曲<プレリュード>”

    僕の話をしよう。
    マルシェ・オーガスト・ブルーレインの話を。

    そして、まだ怯える小鹿だった頃の、その子の話を。

    そう……恋情に満ちるには幼すぎた、“はつ恋の前日譚”を。
    10

    『夏芽楽団交響曲』 目次

    ~作品紹介~

     第0番 “ロスト・プレリュード” ―それは、失われた序曲<プレリュード>

     <登場人物紹介> <イメージソング集>


    <恋情編Ⅰ> ―それは、運命の前奏曲。

     協奏曲“恋情” 第1楽章“はつ恋”―それは、蕾(つぼみ)芽吹く(めぶく)日常。

     協奏曲“恋情” 第1楽章“はつ恋”(2)―それは、花開く日常。

     協奏曲“恋情” 第二楽章“告白”―それは、動き出す運命の歯車。


    <運命編>

     間奏曲<アントラクト>“貴方様の翼に” -それは、秘められた想い。

     交響曲第6番“運命” -それは、旅の終わり。

     交響曲第8番“飛翔” ―それは、さしのべられた手。

     交響曲第12番“誕生” -それは、はじめての、約束。

     “天国と地獄” -それは、“光と闇”の狭間。

     “メサイア”―“清らかな女神よ” -それは、喪失へ贈る答え。

     “英雄”<ヒーロー> ―それは、世界で、たったひとりの。 

     “ラ・カンパネルラ” ―それは、救済の調べ。

     “新世界より” ―それは、永遠に朽ちない魔法。

    <恋情編Ⅱ>

     “秘密” -それは、ひっそりと咲く花。

     “秘密”~finale~ ―それは、はじまらないけれど、終わらない物語。

     “追想”<カノン> ―それは、幸福へと至る悲劇。




    <番外編>

     練習曲<エチュード>第1番 “人形姫”(未完成) ―それは、雪解けの旋律。
     


    <“展覧会の絵”編> ―それは、世界に魅せられた少女の人生譚。

      第一幕“魔法使いの娘” ―それは、聖なる領域。
      第二幕“不死鳥” ―それは、暁をみつめる宵闇の娘。

        ・・・


     第?幕“ある兄妹のための前奏曲” ―それは、錆びついた歯車時計の動き出すとき。 
     終幕“アメイジング・グレイス” ―それは、永遠の愛。

     プロローグ、あるいは永遠のはじまり “主よ、人の望みの喜びよ”
    (こちらはツイッターにあげたもののまとめとなります) 

     終幕“アメイジング・グレイス” ~回答編~ 


    <恋情編Ⅲ>

     “熱情<アパショナータ>”-1--それは、永久再生の翼。


     “熱情<アパショナータ>” -2-―それは、革命の音。

     “熱情<アパショナータ>”-3-―それは、解放の時。

     ~最終楽章“祝福”~

    ~おまけ~


     ~奇想曲<カプリチオ>“瑠璃猫のワルツ”~―それは、ちいさな無限。

     ~恋情編・外伝 “怯える小鹿の前奏曲<プレリュード>”~

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    『夏芽楽団交響曲』 ~奇想曲<カプリチオ> “瑠璃猫のワルツ”~

    「吾輩(わがはい)はねこである!!」

    唯音の部屋のすみから、ぴょん、とこっちに飛び跳ねてきた毛玉。

    それは、瑠璃色の体をした、どこからどうみても、猫だった。

    「…夏目漱石?!」
    「―夏芽だけににゃ」
    27

    『夏芽楽団交響曲』 “熱情<アパショナータ>”-3-

    …じゃきん。
    金属がすれる音がして、黄金が宙に舞った。


    27

    『夏芽楽団交響曲』 “熱情<アパショナータ>” -2-

    「エマ」

    朝のにおいが満ちる教室で、あたしは、その人に声をかける。
    27

    『夏芽楽団交響曲 “展覧会の絵”~アメイジング・グレイス~


    「ええ、そうよ。
     しばらく反省するがいいわ。話はそれからよ」

    私はそういうと、踵(きびす)を返し、
    いまだ沈黙するふたりを後にする。


    私のお節介は、ここまで。
    お互いに思いあっているあの兄妹のことだ。
    ここまで本音を引き出ししてやれば、
    あとは自力でなんとかできてしまうだろう。

    もしそれでもダメなら、夏芽がいる。
    誰よりお人好しで賢いあの子なら、
    きっといちばんの解答にたどりつける。


    私は、ふたりを甘やかさない。
    あの日の私を、甘やかさない。

    過去の私。
    私の命を救い、その代償により、
    私以外と会話するすべを失ったリリカを、わたしは憎んでいた。

    感謝だってしていた。だけど、その献身は、私には、重すぎた。

    相手を思ったはずの犠牲が、時に相手のなによりの負担となり、
    その心を死なせてしまうことを、私は世界で一番、知っていた。


    ―だから私は、これからリリカのもとへと行く。
    21

    『夏芽楽団交響曲』 <恋情編> ~最終楽章“祝福”~


    お付き合いをはじめて、一週間。

    夏のにおいが雨に混ざって、
    浮き立つように待ち遠しくなる6月の半ば。

    わたしたちはいわゆるデートとして、
    はじめての週末を水族館で過ごした。

    特別なことはなくて。でも特別で。極上で。上々な、1日だった。

    夕暮れの空が、桃色と橙色、空色のグラデーションをしていた。

    綺麗だなあ…。
    繋いだ手から伝わる唯音の体温が心地よい。

    しばらく続いた無言は、甘くて物さびしい味をしていた。



    「ここでお別れだな」

    「―うん」




    20

    『夏芽楽団交響曲』 ~最終楽章 “夏芽楽団交響曲”~

    「お前は、唯音のやつが男じゃなくてもいいのか?」

    14

    『夏芽楽団交響曲』キャラクターイメージソング

    (作者の独断と偏見による。真綾さん多め。)

    夏芽 ・『風待ちジェット-kazeyomi edition-』(気分が軽やかになる曲!おすすめ)
        ・『スピカ』(共に坂本真綾)
        ・『gravity』(in a fog)(歌・來香滄)(アルバム『グラヴィティ』より)

    唯音 ・『シューティングスター』(アリエP)(歌・なゆごろう)
         ⇒(可愛らしくて胸がぎゅっとなる青春曲。おすすめ)
        
        ・『天使の歯車』(宮沢もよよ)
         ⇒(オルゴールのような可愛らしさと不思議な世界観。おすすめ)
        
        ・『Invitation』(ルルティア)
        ・『everywhere』『Buddy』(坂本真綾)

    エマ  ・『birds』(←おすすめ)『遠く』『ニコラ』『カミナリ』(すべて坂本真綾)
    烈火 ・『24』(坂本真綾)

    エヴェレット・『THE GARDEN OF EVERYTHING
            〜電気ロケットに君をつれて〜』(坂本真綾)
           (意味深な歌詞の洋楽。おすすめ)


     「どうか きみがおそれてる何かをわたしにも教えて
      どうか わたしにできることがあるなら きみの笑顔のために」

     「紡いで 重ねて 抱きしめて
             きみと育てたい 始まる世界 始まるメロディ」(『スピカ』)


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