--

    スポンサーサイト

    スポンサー広告 comment(-) trackback(-)
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    27

    「君の人生」

    果てしない暗闇に身を投げようとする者よ。

    どうか、振り返ってみてほしい。

    君の人生は散々だったかもしれないが、
    君をなくした世界が、確かに一片、欠け落ちることを。

    ああ君よ、嘆くことなかれ。
    君の身に宿りし絶望は、ゆえに希望へと転じ得る。

    この暗いトンネルを抜け出たものこそが、
    この辛い峠を乗り越えたものこそが、
    真の幸せを得ることを。


    ただ君は思い直すだけでいいのだ。
    君に訪れる不幸から、幸せを見いだせばいい。

    そのために詩は、文学はあると断じよう。

    悲しむひとのために、
    苦しむひとのために我らは筆を握り、
    自らの暗闇と相対しながら、君に寄り添うのだ。


    ああ、きみよ。

    悲しむのはきみだけではない。
    苦しみ痛むのはきみだけではない。

    どうか、我らの文の友となってほしい。

    できるなら、自らの最後の一ページまで、
    希望を捨てないでほしい。


    あえて言おう、友よ。

    どうか、生きて欲しい。

    暗闇を知る君こそが、
    我々を導く光になれることを、わたしは信じたい。

    ちょうど、苦難の先に成長があるように。

    君は、君自身のために、
    そして我々のために生きて欲しい。


    世界は、君を待っている。

    わたしは、君を待っている。

    一刻も早く、明るい太陽のもとに、
    君が帰ってくることを。

    そのためにわたしたちは祈ろう。

    そう、君の笑顔の先にこそ、
    この世界の未来はあるのだから。



       ~親愛なる君へ~
    関連記事
    スポンサーサイト

    comment

    post comment

    • comment
    • secret
    • 管理者にだけ表示を許可する